管理人が教室で子ども達に読み聞かせしている絵本の中から、お気に入りの本を紹介します。
1年生の1学期の国語は、ひらがなやかたかなの学習に多くを費やします。
全部で90以上の文字を教えるので、どうしても授業は流れ作業になりがちです。
よくあるのが、「あ」を使った言葉を知ってる人―、というパターン。
これだと最初はいいのですが、だんだん発言する子が固定化していきます。就学までにどれだけの文字に接してきたか、どれぐらい絵本の読み聞かせをしてもらったか、などによって、既に語彙の豊かさに相当の差がついているからです。
そんなときに管理人がよく使うのが、安野光雅さんの「あいうえおの本」。

「せ」の引き出しだけ、金具が取れてひもになっているところがリアルですね(笑)
クラス全員に見せるには絵が小さいので、本をスキャンしてその画像をパワーポイントに貼り付け、プロジェクターで拡大して子ども達に見せました。

これだけなら「あ」の文字と「あんぱん」と「あり」の絵、というシンプルな絵本…に見えるのですが、実はこの文字の周りの模様に秘密が隠されています。

よく見ると、「あゆ」や「ありくい」が隠れていました!
他にも「あひる」や「あさがお」など、「あ」のつくものが探すとたくさん見つかります。
中には大人でもよく知らない名前の植物が描かれていたりします。
安野光雅さんの絵はこだわりが半端ではありません。
これを前に映し出しながら、「『あ』のつくものがたくさん隠れているよ。お友達と協力してたくさん見つけよう!」と言うと、子ども達は必死になって探しますし、まだ入学して間もない1年生同士が仲良くなるのにも役立ちます。
マンネリに陥りやすい仮名文字の学習ですが、このように工夫することで少しでも楽しく学べるようにしたいものですね。
![あいうえおの本 (日本傑作絵本シリーズ) [ 安野光雅 ]](http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/4618/9784834004618.jpg?_ex=128x128)
あいうえおの本 (日本傑作絵本シリーズ) [ 安野光雅 ]
1年生の1学期の国語は、ひらがなやかたかなの学習に多くを費やします。
全部で90以上の文字を教えるので、どうしても授業は流れ作業になりがちです。
よくあるのが、「あ」を使った言葉を知ってる人―、というパターン。
これだと最初はいいのですが、だんだん発言する子が固定化していきます。就学までにどれだけの文字に接してきたか、どれぐらい絵本の読み聞かせをしてもらったか、などによって、既に語彙の豊かさに相当の差がついているからです。
そんなときに管理人がよく使うのが、安野光雅さんの「あいうえおの本」。

「せ」の引き出しだけ、金具が取れてひもになっているところがリアルですね(笑)
クラス全員に見せるには絵が小さいので、本をスキャンしてその画像をパワーポイントに貼り付け、プロジェクターで拡大して子ども達に見せました。

これだけなら「あ」の文字と「あんぱん」と「あり」の絵、というシンプルな絵本…に見えるのですが、実はこの文字の周りの模様に秘密が隠されています。

よく見ると、「あゆ」や「ありくい」が隠れていました!
他にも「あひる」や「あさがお」など、「あ」のつくものが探すとたくさん見つかります。
中には大人でもよく知らない名前の植物が描かれていたりします。
安野光雅さんの絵はこだわりが半端ではありません。
これを前に映し出しながら、「『あ』のつくものがたくさん隠れているよ。お友達と協力してたくさん見つけよう!」と言うと、子ども達は必死になって探しますし、まだ入学して間もない1年生同士が仲良くなるのにも役立ちます。
マンネリに陥りやすい仮名文字の学習ですが、このように工夫することで少しでも楽しく学べるようにしたいものですね。
![あいうえおの本 (日本傑作絵本シリーズ) [ 安野光雅 ]](http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/4618/9784834004618.jpg?_ex=128x128)
あいうえおの本 (日本傑作絵本シリーズ) [ 安野光雅 ]
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