今回の絵本紹介は「クレヨンからのおねがい!」です。

クレヨンからのおねがい!
ドリュー・デイウォルト
ほるぷ出版
2014-09-01


数年前に夏休み読書感想文の課題図書に選ばれていたのがこの絵本です。
課題図書のすべてがいいとは必ずしも言えませんが、この絵本は面白いうえに、人々の多様性についても考えさせてくれます。

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クレヨンの持ち主であるケビンのもとに、ある日たくさんの手紙が届きます。
それはいろいろな色のクレヨンたちからの手紙。それぞれの手紙には自分の立場や思いが綴られていました。

例えば、よく使われる「赤」のクレヨンからは、しょっちゅう使われて大変だから何とかしてくれ、という手紙が。
反対にあまり使ってもらえない「おうど色」のクレヨンからは、もっと使ってくれという訴えが…

それぞれの色には個性があり、違いはあるけれど、でもいろんな色があってこそ きれいな絵が描ける。人間も同じではないか…そう思います。

いろんな子どもがいるクラスで、それぞれの良さを認めて協力していこう、そんな気持ちをこめて読んであげたい絵本です。


クレヨンからのおねがい! [ ドリュー・デイウォルト ]
クレヨンからのおねがい! [ ドリュー・デイウォルト ]