淡路島のお店紹介。今回はいつもの飲食店紹介とは少しちがう、卵の販売店の紹介です。
淡路島の西側、高速道路の北淡インターチェンジの近くに、鶏卵の販売所「北坂養鶏場」はあります。

トラックか貨物列車のコンテナを改造したのでしょうか、手作り感満載の何ともユニークな外観。
初めて見る人は「何のお店?」と思うかも。
この販売所、かつては鶏のいる養鶏場の中にあったのですが、数年前に売り場だけが現在の場所に移転しました。
決して大きいとはいえないお店ですが、侮るなかれ。淡路島で卵といえば「北坂たまご」といわれるくらい、有名なブランドなのです。
和食の有名なお店でも、「北坂たまご」を食材に使っているところは数知れず。そんなブランド卵が気軽に買えるのが、この「北坂養鶏場」です。
そんな「北坂養鶏場」ですが、場所が少々分かりにくいのが難点。
そこで今回は販売所までの案内を記事にすることにしました。
まずは北淡インターチェンジを目指します。
淡路島の西側の海沿いの道、県道31号線を進みます。
(下の写真は南からのルートのものです)

ローソン前の交差点を右折します。

北淡IC入口付近を通過します。

高速道路の高架下を通って、さらに進みます。

しばらくすると、このような古い看板が見えてきます。
(わかりにくいので、ゆっくり進んだ方がいいです。この道は交通量はあまり多くありません。)

よくよく見ると、「北坂養鶏場」ののぼりと案内があるので、ここを左折します。

しばらく、このような狭い道を進みます。ブドウ園やイチジク畑があります。

所々に案内板があるので、このまま直進します。

つきあたりに橋があるので、こちらを左折します。

お店の手前に駐車場があります。
店の前は3台ほどしか駐車できないので、満車の時はこちらへどうぞ。

数十メートル先に、販売所があります。
(手前の車は管理人のものです)
販売所の向かいには鶏小屋があります。
(なぜかいろんなものが置いてあります)

こんな風に、鶏が飼われてます。(もちろん全体のごく一部ですよ)

なぜか裏には、ヤギまで飼われています(笑)

販売所の中がこちら。
コクがあり、卵かけご飯に最適な「もみじ」と、メレンゲをつくったりするのにむいている「さくら」の2種類があります。

「もみじ」を割ってみたのがこちら。
買って2日程経っていますが、白身が二重に盛り上がっていて新鮮さがうかがえますね。

こちらの「もみじ」は、Lサイズの10個入りが290円です。
値段はスーパーの上等な卵とほぼ同じですが、朝産みたての新鮮な卵がこの値段で買えるのは、なかなかお得です。もちろん、味は保証つき!
新鮮なので、買った日から2週間は生で食べられます。その後は卵焼きや炒め物など、熱を通せば問題なしです。
そして北坂養鶏場といえば、もう一つ有名なスイーツが。
そう、「たまごまるごとプリン」です!

カラには傷一つないのに、中身はプリンになっているという、なんとも不思議なスイーツです。
遠心分離機か何かを使って、カラを割らずに中身を混ぜているのでしょうね。
写真ではカラの上を割ってカラメルソースをかけていますが、なかなかこうは割れないので(笑)、真っ二つに割ってカラメルをかけながら食べるのが正解です(^.^)
ちなみにこの「まるごとプリン」は、淡路島の南端「道の駅うずしお」や「ハイウェイオアシス」、通販などでも購入可能です。
ネット上では「たまごまるごとプリン まずい」といった評判もあるようですが、カラを割っていないのでもともと甘味はまったくありません。そのまま食べてもあまりおいしくないので、気をつけてくださいね(^^;)
淡路島で手頃なおみやげを買いたい方は、ぜひ一度お試しを。
なお、閉店時間が夕方5時なので、早目の来店をおすすめします。
(周辺情報)
お店の近くには夏ならブドウ農園、秋ならイチジク農園があるので、こちらでもお土産が購入できます。
また先ほどの、北淡ICを通り過ぎた道を奥に進むと、弥生時代に鉄器を生産していた場所として有名な「五斗長垣内遺跡」(ごっさかいといせき)があります。
歴史の好きな方は、訪れてみてはいかがでしょうか。


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