1年生で学習する「数の分解」に対応した、Powerpointを応用したフラッシュカード、「数字のサクランボ」を公開します。

1 フラッシュカード感覚で手軽に使える
1年生で学習する「数の分解」に対応した、フラッシュカードを模したパワーポイントの教材です。
通常のパワーポイントファイルなので新たなソフトのインストールは必要なく、パワーポイントが使えるパソコンならどこでも、だれでも使うことができます。
ダウンロードはこちらから。
「数字のサクランボ」.zip
ファイルの画面が開いたら、右上のダウンロードマークをクリックしてファイルをダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルは圧縮されています(zip形式)ので、任意の場所に解凍してください。フォルダには7つのファイルが収納されています。
2 「数の分解」の練習が手軽に行える
1年生の算数において、計算の入り口ともいえるのが「数の分解」です。
10は9と1、8と2、7と3…に分解できる、という考え方は、その後の繰り上がりの足し算や繰り下がりの引き算にもつながる重要なものです。
数の分解が瞬時にできるようになるには、書くことはもちろん、口頭での練習も欠かせません。
数の分解が即座に言えるようになれば、その後の学習もスムーズに進めることができます。
口頭での繰り返し練習に、活用できるのがこの「数のサクランボ」です。
様々なパターンの数の分解に対応
フォルダの中には導入用のものも含めて、7種類のファイルが用意されています。ファイルはそれぞれ5~10の分解に対応しています。
スライドショーを開始すると、マウスをクリックしたり、キーボードのエンターキーを押す度に、答えの数字が提示されます。
管理人は教室の電子キーボードからリズム音を出して、テンポに合わせてリズミカルに数字を出すようにしています。
九九もそうですが、ただ暗唱させるより、リズムに乗って声を出す方が覚えやすく、子ども達も楽しんで取り組むことができます。
(その場合は、マウスよりもキーボードのエンターキーを押す方が、スライドを進行させやすくなります)
問題の順番を変えることが可能
同じ問題を繰り返していると、児童は問題の順番を覚えてしまうので、本ファイルでは、パワーポイントの「目的別スライド ショー」という機能を使って、問題の順番を変えることができるようになっています。
「スライド ショー」リボンの「目的別スライド ショー」をクリックすると、「バラバラ1~3」と「重複1・2」が表示されますので、選択してクリックすると本来とはちがう順番でスライドショーが開始されます。
「バラバラ」はスライドがちがう順番で出題され、「重複」はそれに加え、同じスライド(問題)が複数回、出題されます。
(なお、一番下にある「目的別スライド ショー(W)…」をクリックすると、新しいメニューをつくることもできます。)
3 練習を楽しく、ゲーム感覚で
大型テレビやスクリーンがあれば、「数のサクランボ」の暗唱を短時間で手軽に行うことができます。
マウスやキーボードでスライドショーのスピードを調節できますので、慣れてきたらスピードを速めるなど工夫することで、楽しみながら数の分解に習熟できるでしょう。
大事な練習だからこそ、手軽に楽しく行えることが大切だと思います。
算数授業の最初の時間や、朝の会・終わりの会など、ちょっとした時間に気軽に活用していただければ幸いです。

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